芳香療法/アロマテラピーとは
日本アロマ環境協会では、アロマテラピーを以下のように定義づけられています。
アロマテラピーは、植物から抽出した香り成分である「精油(エッセンシャルオイル)」を使って、美と健康に役立てていく自然療法です。
https://www.aromakankyo.or.jp
現代では、西洋のアロマテラピーが一般的ですが、実は、中国伝統医学の中で古くから芳香療法として使われてきました。
中国古来の芳香療法、すなわち『中医芳香療法』を取り入れることで、より効果的な香りの持つ作用をもたらすことが可能です。
西洋のアロマテラピーでは主に精油(エッセンシャルオイル)を使用しますが、中医芳香療法では、精油だけでなくハーブや植物、香りを発するものすべてのものを使用します。
これらはカンタンに取り入れられるものも多く、子育てでいそがしいママさんにもすぐに使えるのがメリットです。
西洋アロマテラピーと中医芳香療法
西洋アロマテラピーは『〇〇作用』といったように、植物(精油)がもつ化学物質の作用に着眼し、その作用をうまく取り入れることで私たちの生活に活用します。
精油は雑貨なので薬機法により、効能・効果を謳えない決まりになっていますが、実際に使ってみると、その作用は癒しだけでなく、心や身体のバランスを整えてくれることを実感できると思います。
一方、中医芳香療法では植物がもつ性質に着眼し、作用を読み解きます。
性質とは、具体的に『性味』『帰経』を指します。
これはどういうメリットがあるでしょうか??
これら植物の性質を最大限に活かすためには、『体質診断』が必要となります。
この体質診断をしてから芳香療法を取り入れることで、西洋アロマテラピーではスッキリしなかった不調に対してもアプローチが可能となるのです。
例えば、咳など呼吸器系の不調には、一般的には『ユーカリ』が良いとされていますが、これではスッキリしない方がいらっしゃいます。
そこへ、中医学的体質診断を取り入れることで、どこからきた咳かがわかり、咳の原因やエネルギーのバランスを知ることで、より体質に合った香りを取り入れ、不調の改善につながります。
このサイトでは、一般的な『西洋アロマテラピー』と『中医芳香療法』の良いとこどり情報をお伝えしていきます。
なぜ、芳香療法/アロマテラピーなのか??
私はもちろん、一般的な西洋アロマテラピーから足を踏み入れました。
そのきっかけは『風邪や不調にアプローチできるアロマ(精油)がある』と知ったからでした。
実際に使ってみると風邪をひく頻度、特に家族内での『うつし合い』が激減し、その結果、私の負担も激減したのです。
これ以外にも、子どもの寝つきが良くなったり、私自身のイライラが減ったり…
とにかく私の子育てライフがとても楽に、そして楽しくなったのです。
そんな自分の経験を『日常の子育てに使えるアロマテラピー』として普及活動をしている中、中国医学に出会います。
中医芳香療法の魅力は先述した通り、取り入れない選択肢はありません。
中国医学を学び始めたことで、中国医学そのものの考え方に魅かれ、中国医学の考え方を取り入れた子育て、そしてそこへ中医芳香療法をプラスすることで、よりママさん達が楽しく楽に子育てライフを過ごせると確信し、このサイトを立ち上げました。